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■カラン占領の女性 おおむね浴客は気分を害して帰っていく人は少なく、さまざま有料施設のなかでも優秀な方だろう。 割安感を売り物にする温浴施設は特にそのことが言える場合が多い。しかし、大量集客をすればするほど洗場の混雑は避けられない。 男性は平均的に洗うのが早く、混雑時は微妙に早く洗って、うまく回転するが、女性側はなかなかそうはいかない。 洗っている間だけ洗場を利用してくれれば トラブルにはなり難いのだが、自分の入浴用品を特定のカラン前に置いたまま、長時間入浴を続ける人がいることが 拍車をかけている。要は座席指定だ。 工夫をして桶置き場を設けたり、注意を喚起したりしてもこれはなくならない。気の小さい他の客は不満がつのる。 繰り返し利用される魅力的な施設にはそのような利用者が多く存在する。 浴場の慢性的混雑の原因の多くは、施設規模のはじめの設定が間違っていると考えるのが普通だが、 そうもいってられない施設経営者側の過剰供給したくない事情もある。 昭和30年代の関西の銭湯はカランやシャワーのついた洗場など無かったため、 浴槽水を直接桶でかい出して洗っていたように記憶している。 生活習慣の変遷とともに変化が起きている。全般に以前と比べて体を洗い、頭を洗う頻度が増えてきている。 大量集客を果たす施設はソフトもハードもさまざまの魅力があるはず。温浴施設間の競争時代に入っている現状ではその魅力を十二分に 理解してかからなければならない。利用客はとにかく勝手なものと考えなければならない。 山田幸廣 |
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